こんにちは

４月中頃になってくると
新入社員の中で蔓延してくる

「やりたい仕事病」

『自分のやりたい仕事はこんなのではない』
という暗示にかかってしまう病気ですね

僕は高校を卒業して就職しても仕事が楽しかったので
あまり考えなかったのですが
同期の連中は、まるで辞めるのが流行の様に
簡単に退職していきました

この病気
まずは本人の気持ちの持ちようが一番大事らしいのですが

実は中学、高校、大学の教育や
企業側にも問題があるそうなんです

現在のキャリア教育では

「やりたいことを探そう」
「そして、それを仕事に結びつけよう」

というように
学生は「やりたい仕事」探しに追い立てられています

企業側は就活生にエントリーシートで
「やりたい仕事」について書かし、採用面接で

「当社に入ったら、どんな仕事をしていきたいですか？」

といった質問をされるため、彼らは

「自分はどんな仕事をしたいのだろうか？」
「やりたい仕事って何なのだろう？」

と強く意識せざるを得ない
という負のスパイラルに陥ります

実際面接でやりたい仕事を語っても
その部署に配属されるとは限らないので
「これは自分の思っていた仕事ではない」
と強く思って辞めてしまいます

現在当店にも就活を頑張っている子がいます

「できることや経験が増えるとやりたいことが変わるし
やりたいことや好きなことは頑張って探すものではなく
頑張った先にあるものだよ」

と偉そうに分かった様な事を言ってあげたいと思います

皆さんのまわりにもそういった悩みを抱えている方がいらっしゃれば
選択肢が広がるような言葉をかけてあげましょう