
カギ十字路
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こんにちは
昔からあるのに
今頃問題になっている
「カギ十字路」
交差点がかぎ状にわずかにずれた
「変則十字路」
の事なのですが
一方通行の多い京都の中心部では
1メートルか2メートルほど逆走すれば
南北や東西に抜けられる道が点在します。
(写真)
厳密な交通ルールでは違反となります。
皆様注意しましょう。
しかしなぜこのような道が京都には多いのでしょうか?
調べたところによりますと
平安後期以降
貴族が祭の行列を見物するために
路上を占拠して桟敷を設けたり
町家が道路側に拡張されたりするうちに
道路幅や位置が街区ごとに
微妙に異なるようになったことと。
豊臣秀吉による京都の大改造で
南北に新たな道9本を通した際
道沿いの寺の境内や
邸宅の敷地の確保を優先するなどしたことも原因で
細かなずれは見逃されたそうです。
いやー、道に歴史ありですね。