
弁慶石町
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こんにちは
皆さんはこの町名知っていますか?
その名も「弁慶石町」
もう誰に関係しているかまるわかりのこの町名。
麩屋町三条辺りにあります。
グーグルマップで探し物をしているときに見つけました。
検索してみるとやっぱり、あの武蔵坊弁慶に由来していました。
実際に高さ1メートルくらいの「弁慶石」も存在します。
諸説ありますが、石好きの弁慶は幼少時代、三条京極辺りに住んでいて、この石がお気に入りでした。
時は経ち、弁慶は義経を守って奥州衣川にて終焉を迎え、弁慶の死を憐れんで三条京極からこの石を移しました。
しばらく経って、石が「京都に帰りたい」と泣き、熱病が蔓延するため、人々は「弁慶の祟りだ」と室町期に京都へ送り返されたそうな。
しばらく供養のため誓願寺(せいがんじ)に置かれていましたが、明治に有志によって引き取られ、昭和4年に現在の場所に移され、その時に町名も「弁慶石町」と改められたということです。
他の説には、この石は鞍馬口にあったものが洪水でこの地に流れ着いたとも、弁慶が比叡山からぶん投げたとも。
男の子がこの石を触ると力持ちになるという言い伝えも残っています。
本当のところ、どうなんでしょうね。
さすがに、比叡山から投げて三条までは届かないでしょう~
(;'∀')